ホールドの種類とホールディングの種類
ガバ
大きくえぐれていて「ガバっ」と持てるホールド。
アンダーホールド
下側が持てるようになっているホールド。「アンダーカット」ともいう。
アンダークリング
アンダーホールドを、手のひらを上にしてホールドを下から持ち上げるようにして持つこと。
カチ
指先くらいしか掛からない小さなホールド。
カチ持ち
指の第一関節を反らしてホールドに引っ掛けるようにして持つ持ち方。親指を人差し指の上に添える。
オープンハンド
ホールドに指を立てずに伸ばした状態で保つ方法。タンデュとも言う
スローパー
全体的に丸みを帯びた掴みどころのないホールド
パーミング
スローパーなどを持つ際に、手を広げて手の平全体で持つこと。手の平全体の摩擦力を使って持つ。
ピンチ
親指とその他の指でホールドを挟むこと。「ピンチグリップ」の略。
ラップ
横から手のひら全体で包むようにする持ち方。
ポケット
指しか入らないような、穴の空いた形状のホールドを指す。
ガストン
親指を下にして縦型のホールドを横から引くようにして持つ持ち方。語源は、ガストン・レビュファという人物からきている。
サイドプル
横向きのホールドなどで子指が下になって引くようにして持つ持ち方。
ハリボテ
木製などでできた巨大なホールド。形状は様々で近年大きいものが流行っている。
壁の形状
スラブ
傾斜が90°以下の壁面。
垂壁
90度の壁
オーバーハング
垂直よりも手前に倒れている壁。
ルーフ
傾斜の強い壁で天井を這うような壁をいう
コーナー
凹角になった壁のこと。壁やホールドに両足をつっぱって登ること。両手を離して休ませることができるステミングが有効になることが多い。
カンテ
凸角のこと。課題によってカンテあり、なしなどがある。
フットワーク
足使いの基本
足の乗せ換え
ホールドに乗せている足を乗せ換える。
スメアリング
シューズのソールを壁やホールドに強く押し付けて摩擦力で抑える
フロントエッジ
ボルダリングの基本となる足の置き方で、壁に対してつま先を正面からおく。
インサイドエッジ
親指側を壁に押し当てるように、親指の付け根をホールドに乗せる。
アウトサイドエッジ
小指側を壁に押し付けるように、小指の付け根をホールドに乗せる
ヒールフック
ホールドが高い位置にある場合などにかかとを載せる
トゥーフック
ホールドにつま先を引っかけるテクニック
挟み込み
両足でホールドを挟み込むようにするテクニック。
ステミング
壁やホールドに両足をつっぱって登ること。両手を離して休ませることができる。主に2つの壁の間の凹んだコーナーで使用することが多い。