ボルダリングとリードクライミングのグレード比較表
日本 (ボルダー) | 日本 (リード) | USA (ボルダー) | アメリカ (リード) | フランス (ボルダー) | フランス (リード) |
---|---|---|---|---|---|
8級 | 5.7 | V0 | 5.7 | 4a | 4a |
7級 | 5.8 | V1 | 5.8 | 4c | 4c |
6級 | 5.9 | V2 | 5.9 | 5a | 5a |
5級 | 5.10a | V3 | 5.10a | 5c | 5c |
4級 | 5.10c | V4 | 5.10c | 6a | 6a |
3級 | 5.11a | V5 | 5.11a | 6b | 6b |
2級 | 5.11c | V6 | 5.11c | 6c+ | 6c+ |
1級 | 5.12a | V7 | 5.12a | 7a | 7a |
初段 | 5.12d | V8 | 5.12d | 7b+ | 7b+ |
二段 | 5.13a | V9 | 5.13a | 7c | 7c |
三段 | 5.13b | V10 | 5.13b | 7c+ | 7c+ |
四段 | 5.13c | V11 | 5.13c | 8a | 8a |
五段 | 5.13d | V12 | 5.13d | 8a+ | 8a+ |
各国のグレード表記の違いについて
クライミングのグレードは、登る岩や壁の難易度を示すために用いられる指標です。日本では、ボルダリングには段級グレードが、リードクライミングにはデシマルグレードが一般的に使用されます。外岩でもこれらのグレードが用いられることが多いです。
アメリカでは、ボルダリングにはVグレードが、リードクライミングにはYosemite Decimal System(YDS)が用いられます。Vグレードは「V」に続く数字で表され、YDSは「5.」に続く数字とアルファベットで表されます。
フランスでは、ボルダリングとリードクライミングの両方にフレンチグレードが使用されます。これは数字とアルファベットの組み合わせで表され、リードクライミングでは「6a」のように、ボルダリングでは「7A」のように表記されます。
これらのグレードは、クライマーが自分の技術レベルに適したルートを選ぶのに役立ちます。しかし、グレードはあくまで目安であり、個人の体力や技術、岩の種類や条件によって感じる難易度は異なります。そのため、異なる国や地域でクライミングを楽しむ際には、現地のグレード表記に慣れることが重要です。
クライミングコミュニティでは、これらのグレード表記の違いを理解し、共有することで、国際的な交流が促進されています。グレード表記の違いを知ることは、世界中のクライマーとのコミュニケーションを深める一歩となるでしょう
グレードはあくまで目安であり、岩の種類や条件、個人の技術や体力によって感じる難易度は異なります。また、地域やジムによって多少の違いがあることをご了承ください。安全に注意して、クライミングをお楽しみください!
クライミンググレードの歴史と発展について詳しくお話しします。
クライミンググレードは、登攀の難易度を表すために発展してきました。このシステムは、クライマーが自分の技術レベルに合ったルートを選択し、安全に登攀を楽しむために非常に重要です。
グレードの起源
クライミンググレードの起源は、1924年にアメリカのコロラドで5.8(アメリカ式グレード表記)が登られたことにさかのぼります1。しかし、グレードシステムが本格的に発展したのは、1940年代にヨセミテ国立公園でのクライミング活動が始まってからです。この時期に「できるだけボルトを使用しないクリーンなクライミング」をベースにした長距離ルートの開拓が行われました1。
デシマルグレードシステム
1960年代には、デシマルグレードシステムが考案され、基本的に登山靴での岩登りが行われていた時代に5.10が上限とされました2。しかし、1970年代に入り、専用のクライミングシューズが開発され、クライマーのレベルアップもあり、5.10以上のルートが出現しました2。
フリークライミングの発展
フリークライミングとしての地位が確立されたのは、1960年代にフランク・サッカラー、ロイヤル・ロビンス、チャック・プラットらによる活躍によります。彼らは、技術的なルートを開拓し、クライミングの新たな可能性を示しました1。
国際的な発展
クライミンググレードは、世界各国で異なる形で発展しました。特にフランスでは良質な石灰岩が多く、ルート開拓の環境条件が整っていたため、フランスでのルート開拓が盛んに行われました1。また、フランスでは「最上部からロープで懸垂下降しながらボルトを打ち込む」という方法でルートが開拓されることもありました。
現代のグレード
現代では、クライミンググレードは国際的な基準として広く受け入れられています。ボルダリングではVグレード、リードクライミングではYDSやフレンチグレードが一般的に使用されています。これらのグレードは、クライマーが自分の技術レベルに合ったルートを選択するのに役立ちます。
クライミンググレードの歴史は、クライマーたちの冒険心と技術の進歩によって形作られてきました。今日では、グレードはクライミングコミュニティ内でのコミュニケーションツールとして、また安全な登攀のためのガイドラインとして不可欠なものとなっています。クライミングの歴史を振り返ることで、私たちはこのスポーツがどれだけ進化し、多くの人々に愛されているかを理解することができます。安全に注意して、クライミングをお楽しみください!
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